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2008.12.1018:07

MIT教授が、ネット普及で「ひきこもりの増加」や「コミュニケーションの希薄化」はうそと発表?!

MIT教授が、ネット普及で「ひきこもりの増加」や「コミュニケーションの希薄化」はうそ?!

インターネットやモバイル環境(ケータイのネット接続)の普及によって、自室にひきこもる人や他人とコミュニケーションをしなくなる人が増えるという俗説が一般には信じられているようです。しかし、マサチューセッツ工科大学(MIT)のヘンリー・ジェンキンス教授の調査によると、そういったネットの普及でコミュニケーション能力が低下し対人関係が貧困になるという俗説は間違っているという結果が出たようです。

特に、子ども達のネット利用には『ウェブコミュニケーション能力の向上』や『インターネット上の情報の創出と共有』という価値があり、日常的にインターネットを利用できない子どもほど、将来的な情報技術環境への適応やウェブコミュニケーション能力の習熟において不利になる(スキル・知識・ウェブサービスの利用法を身に付けられない)ということのようです。子ども達だけでなく現代の情報社会に生きる私たちは『リアルのコミュニティ』と『バーチャル(ウェブ)のコミュニティ』の二つの世界の相互作用の中で生活するようになっており、ウェブは最早特別な世界ではなくなってきています。

子ども達がSNSやブログなどの『ウェブのコミュニティ』に参加して適応できないということは、将来的にリアルとウェブがつながった人間関係の中で孤立するリスクが高まるということでもあり、ウェブには『情報・知識・流行の共有』といったメリットだけではなく『二つの世界での人脈・友人関係の構築』といったメリットも出てきているわけです。

ネット普及=引きこもり急増のウソ 世界とつながる子供たちの大進化

インターネットの普及に伴うデジタル世界の膨張によって、子供もおとなも対面でのコミュニケーションを避けるようになったという指摘を最近よく聞くが、それは本当にとんでもない誤解だと思う。

そもそもの原因は社会の物理的なモビリティが高まったためだ。多くの先進国で引っ越しはいまや日常茶飯事。米国人に至っては、3~5年ごとにマイホームを替える。近所付き合いは少なくなり、旧来のコミュニティは崩壊した。対面でのコミュニケーションが減るのは自然現象だろう。

こうしたなか、デジタルメディアはむしろ人びとを孤独感や疎外感から救い出す役割を果たすと考えている。オンラインで結ばれた人間関係は、旅行中だろうがなんだろうが持ち運び可能。カメがその背中に甲羅を背負っているようなものだ。

ジェンキンス教授によると、昔の子ども達は『近所の子供同士』で遊んでいただけだったのが、現在では同じ興味関心や趣味嗜好を持つ『世界中の子供同士』がウェブのネットワークを通じてつながっているといいます。まだ『言語の壁』というのがインターネットでもありますが、母語の人口のパイが大きい『英語圏の子ども達』であれば、自分の住んでいる国や地域の外部の子ども達ともコミュニケーションをする機会が増えているわけです。ジェンキンス教授はこの事態を『コスモポリタニズムの体現』と評価していますが、正にインターネットの最大の利点は『地理的制約を超えてコミュニケーションができる・コミュニティを構築できる』ということであり、未来においてはウェブのコミュニティが現実社会に及ぼす影響は今よりも高まると予測されます。

インターネットは次世代を担う子供たちが『地理・言語・民族・宗教・文化などの壁』を越えてグローバル市民となるためのツールであり、グローバル市民ということが現状では幻想であるとしても、『自分の住んでいる国・地域以外の他者とのコミュニケーション』を加速させる道具であることには変わりがないと思います。ジェンキンス教授は『四六時中、有線・無線の別を問わずインターネットに常時接続している子供たちと、一日に学校で10分しかアクセスできない子供たちのあいだに生まれる経験差は計り知れない』と述べて、国際的なデジタル・デバイド(デジタル環境にアクセスできる機会と経験の格差)を憂慮しています。

ウェブが普及してウェブ・コミュニケーションと創作活動が活発化するほど、省エネのエコロジーなライフスタイルに近づき(物理的な消費が減るのでウェブでの購入行動を考えても、経済活動・商品経済へのマイナスの影響は多少ありそうですが)、他者と音声・文字でコミュニケーションをする機会が増えていきます。その一方で、途上国を中心としてまだネットにアクセスしにくい地域(情報統制が行われていないインフラ基盤が整備されていない地域)にどのようにオープンな情報環境(コミュニケーション環境)を広めていくかが今後の課題になるでしょうね。

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