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2006.03.2907:14

簿記の基礎知識3:貸借対照表(B/S)が示す資金の調達と運用

前回の記事では『損益計算書(P/L)』の勘定科目についておおまかな説明をしましたが、今回は、『貸借対照表(B/S)』の基本について考えてみます。

損益計算書は『どれだけ利益を上げたのか』ということを明らかにする為の決算書です。それに対して、貸借対照表は『資金の調達と運用という財政状態』を明らかにする為の決算書になります。

資金の調達源泉は『資本・負債』で表し、資金の運用状態は『資産』で示されます。企業の財政状態というのは、『資産(資金の運用状況)=負債+資本(資金の調達源泉)』という形で理解することになります。

資金調達の中で『資本』とは、事業者自身が準備したお金(資金)あるいは出資者が株式・社債などを通して出資したお金のことで『返済の義務のないお金』ですから債務ではありません。反対に、資金のうち『負債』というのは、金融機関など第三者から借り入れて準備したお金ですから、決められた日時に返済する義務があり債務となります。

『資産』というのは、簡単に考えれば『会社・個人が保有している財産』のことを意味します。『資本や負債で準備したお金を使って、資産の価値を増減させること』が、『資金の運用状況』になります。お金を使って手持ちの資金が減っても、資金の運用状況が悪いということではなく、どのように資金をうまく投資して資本や収益を増やせるのかがビジネスで大事なポイントになります。

例えば、小売事業を行う為に、店舗(建物)と建物を建てる土地を購入すれば数千万、数億というお金が出て行きますが、資金が減る一方で、資産は増えるということになります。無論、せっかく店舗を良い立地条件で立てても、売上が悪かったり土地建物の評価額が下落すれば、『資金の運用状況は悪く』なりますが、土地や建物が無料にならない以上、それは『企業や事業者にとっての資産』なのです。

上で書いてきたように、貸借対照表(B/S)とは、『資金の調達源泉と資金の運用状態』を明らかにする為の決算書です。損益計算書は、左側に『費用』、右側に『収益』を記入しましたが、貸借対照表では、左側に『資産』を書き込み、右側に『負債・資本』を書き込むというルールがあります。

損益計算書で、左右の欄の合計金額が同じ金額になったように、貸借対照表でも、左の資産の合計金額と右の負債・資本の合計金額は、いつも同じ金額になっていなければなりません。右側で、企業や個人がどのようにして手持ちのお金を準備したのかを明示し、左側でそのお金をどのように運用して資産を築いているのかを明らかにするのが貸借対照表の役割です。

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