紅白歌合戦の視聴率が3年ぶりに40%を超える!格闘技のDynamiteも15.4%で善戦!
紅白歌合戦の視聴率が3年ぶりに40%を超える!格闘技のDynamiteも15.4%で善戦!
あっという間に大晦日から元日へと日にちが移り変わって、丑年の2009年が始まりました。大晦日の定番番組である『NHK紅白歌合戦』ですが、今年は低下傾向にあった視聴率がやや回復して平均視聴率が目標の40%を越えたということです。ビデオリサーチの調査では、平均視聴率が第1部35.7%、第2部42.1%(関東地区)だったみたいですが、地域によってもばらつきがあり、第2部の最高は新潟地区の47.5%、最低は札幌地区の31.3%となっています。最近の大晦日のテレビ番組の傾向は、紅白歌合戦か格闘技かお笑いかといった感じになっていますが、今年の紅白の視聴率上昇には『不景気ゆえの巣ごもり現象(旅行する人が減って自宅で過ごす傾向)』が影響したとの見かたもあります。
紅白歌合戦は自分の見たいアーティストだけをちょこちょこと見ていましたが、『年配の方が好きそうなアーティスト』と『若い人が好きそうなアーティスト』が混在しているので、全時間帯で一貫して見続ける視聴者というのは少ないでしょうね。今年の紅白で人気があったとされるのは、フジテレビのバラエティーが生んだおバカユニットの『羞恥心withPabo』や宮崎駿監督のアニメ映画『崖の上のポニョ』の主題歌を歌う藤岡藤巻と大橋のぞみなどですが、絢香やミスチル、ジェロなど歌で勝負しているアーティストたちの歌がやはり良かったと感じました。久しぶりに復活したSPEEDの「WhiteLove」も郷愁を感じさせられる感じで聴き応えがありました。
テレビ朝日系『相棒』の水谷豊も歌っていましたが、歌う前のトークからかなり緊張している様子で本番の歌でもガチガチな雰囲気が伝わってきましたが、それが逆に歌手のプロではない水谷豊独特の味わいになっていたのではないかと思います。司会を務めた仲間由紀恵と中居正広は公開中の映画『私は貝になりたい』で夫婦役をしていることでも話題ですが、仲間由紀恵は2日に『寧々 おんな太閤記』でも主演を務めていて、個人的にはこちらの時代劇のほうも楽しく見ることができました。紅白歌合戦の結果はまたもや『白組』の勝ちでしたが、ここしばらくは白の勝ちが続きすぎているので、来年当たりはそろそろ『赤組』に勝ちが回ってくるのかもしれません。うーん、アーティストの歌や演技に対して優勝劣敗をつけるという発想そのものが馴染めませんが、紅白に勝ち負けが全くないというのも味気ない感じがするので難しいところです。
紅白の裏番組の視聴率は、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP!! 第3部』が15.4%でなかなか高い視聴率を上げており、お笑い番組のスペシャルも大晦日に人気のあるコンテンツの一つになっています。TBS系『格闘技史上最大の祭典Dynamite!! 勇気のチカラ2008』のほうも見ていましたが、こちらは初めに放送されていた中量級の魔裟斗(まさと)の試合が一番面白かったように感じました。巨大なチェ・ホンマンをハイキックでKOしたミルコ・クロコップの一戦も見ごたえがありましたが。格闘技番組の視聴率は12.9%だったということです。紅白と同じ歌番組系では、テレビ東京系『第41回年忘れにっぽんの歌』が9.9%、30日放送の『第50回輝く!日本レコード大賞』の第2部(午後7時-11時10分)の平均視聴率が16.9%(関東地区)だったということです。
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