ファミレスの「ロイヤルホスト」が地域別価格を導入!大阪府庁に観光政策の一環としてオープンカフェが開店!
ファミレスの「ロイヤルホスト」が地域別価格を導入!
大手ファミレスチェーンのロイヤルホストが、09年3月10日から全店で一部商品を値下げすると発表しましたが、各地の物価や売上などを考慮して『地域別価格』を導入することになったようですね。一昔前まではチェーン店は『全国一律価格』が前提でしたが、最近は各地の物価・需要・売上などに合わせて販売価格をスライドさせる『地域別価格』を導入するチェーンが増えており、マクドナルドなどのハンバーガーチェーンでも取り入れられています。その地域に住んでいたらその地域にある店舗しか利用できないので、地域ごとに値段が変わっても余り気にならないものですが、平均所得が少ない大きな産業の少ない地方であれば価格を引き下げたほうが売上数が増えやすいという効果はあるでしょうね。
ロイヤルホストを経営するロイヤルチェーンでは、北海道と九州にある計60店舗のうち7店舗で、5~8品目の価格を追加値下げするとしており、北海道と九州地方に住んでいれば今までよりも少し安い価格でロイヤルホストのメニューを楽しめることになりそうです。ファミリーレストラン大手のチェーンでは、地域別価格の導入は初めてということですが、余りに価格競争の値下げ合戦が続くと、経済のデフレ傾向が続きそうで景気には余り良くないかもしれませんが。
大阪府庁に観光政策の一環としてオープンカフェが開店!
最近は、大阪府知事の橋下徹や宮崎県知事の東国原英夫などの登場によって地方政治が盛り上がっていますが、『世界貿易センターへの府庁移転』を府政改革の柱としている橋下知事が観光推進政策として新たなアイデアを実現しようとしているようです。大阪府は観光地としても一定の人気がありますが、大阪観光のもっとも目玉となっているのが大坂城と通天閣などですが、大坂城天守閣を一望できるレトロな大阪府庁舎にオープンカフェを作ろうという計画が持ち上がっているようです。
大正15(1926)年に完成した最古の大阪府庁本館(大阪市中央区)の正面玄関や駐車場にオープンカフェを設置しようというアイデアですが、観光地や繁華街と隣接していて立地が良いので、実際にオープンカフェができればかなりの集客を期待できるのではないかと思います。どのコーヒー会社やレストランなどがオープンカフェを開設するのかは決まっていませんが、2009年中にも公募を行って当選した企業にオープンカフェを設置させるようですね。
スターバックスやドトール、エクセルシオールなどの大手カフェチェーンが名乗りを上げてくるのではないかと思いますが、観光客が大阪観光をしていてちょっと疲れた時にコーヒーを飲んで休憩したり、大阪府民が談笑するサロンの場として活用されたりすることになりそうです。府庁舎について橋下知事は、老朽化のため大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC、大阪市住之江区)への移転を強く主張していますが、本館部分については歴史的価値を認めて保存する予定となっていて、カフェやギャラリー、博物館などいろいろな利用形態が考えられているようです。
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