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2009.05.2308:53

厚生年金の『世代格差』が拡大し、若年層の年金給付額が減る!経済の悪化で、国民健康保険料の未納率が1割を超える!

厚生年金の『世代格差』が拡大し、若年層の年金給付額が減る!

一般サラリーマンが加入する『厚生年金』も自営業者やフリーターが加入する『国民年金』も、年齢が高ければ高いほど『納付した保険料よりも大きな年金給付額』を受け取れるようになっていますが、今後さらに若い世代の人達の年金給付額が減少するという試算がでています。現在でこそ、年金については様々な不満や不安がでていますが、今70歳代以上の世代であれば厚生年金は納付した保険料の『約6.5倍の年金』を受け取ることができています。つまり、現在の高齢者にとっては『公的年金』というのはこれ以上にない効率的な金融商品だったということができるのですが、来年30歳になる1980年生まれの人以降は『約2.3倍の年金』に落ち込むということです。

この試算は、年金保険料を40年間納め続けた場合の試算なので、途中で未納期間があれば当然減額されますし、無職期間が長くて「25年の納付期間(年金受給資格となる納付期間)」に達しなければ年金を受け取ることはできません。所得が極端に少なかったり失業していて年金保険料が支払えない場合には、市役所の年金課などに相談に行くと『特例免除の措置』が受けられることがあります。所得の金額によって『全額免除・半額免除・1/3免除』など様々な免除措置がありますので、年金が支払えなくて悩んでいる人は役所の年金窓口で相談したほうが良いでしょう。ただし、免除措置を受けるとその期間分の年金が減額され、全額免除の場合には1/3の年金額で計算されることになります。

厚生年金「世代格差」拡大…若年層ほど給付額の割合低下

厚生年金は、来年70歳になる1940年生まれのモデル世帯の場合、本人が納めた保険料の6・5倍の年金を受給できる。だが、後に生まれた世代ほど保険料に対する給付額の割合が低下し、来年30歳の80年生まれ以降は2・3倍にとどまる。自営業者などの国民年金も、40年生まれの4・5倍に対し、75年以降生まれは1・5倍しか受け取れない。従来の想定より、格差がさらに拡大している。

公的年金が若年世代が高齢者世代を支えるという『賦課方式』で運営されている限り、少子化で人口が段階的に少なくなる若年世代の『年金負担』は大きくなり『年金受給額』は減っていくと予測されます。公的年金を安定的に運用していくためには『税方式(基礎年金部分)+積立方式(割増年金部分)』のほうが望ましいという意見もありますが、今のところ、自公政権は個人単位で一律の保険料を支払う『保険料方式(賦課方式)』を変更する動きを見せていないようです。

もう一つの論点として、民間サラリーマンと公務員の年金格差を改善するための『年金一元化の議論』もありますが、こちらのほうも議論は余り進展しておらず、政治家の多くは『公的年金は一元化すべき』と主張していますが実現の目途はまだ立っていませんね。高齢者世代と若年世代の間にある『公的年金の受給格差(負担格差も含め)』の問題は、これからクローズアップされる機会が増えてくると思いますし、国民年金の受給額(月6万円程度)では老後の生活設計が立たないという問題も残されています。

経済の悪化で、国民健康保険料の未納率が1割を超える!

国民年金の未納率の上昇もよく問題になっていますが、昨年から続く景気悪化の影響による『リストラ・失業・給料減額』などで、健康保険証を維持するための『国民健康保険の保険料』を支払えない人が増えているようです。国民健康保険の保険料未納率が2008年度は1割を超えているそうで、この未納率の高さは過去最高水準ということですが、『未納率上昇の原因』としては『低所得世帯の増加による滞納』と75歳以上高齢者の『後期高齢者医療制度への移行』が指摘されています。

厚生労働省は健康保険財源の悪化を防ぐために、保険料徴収を強化するという対策を発表していますが、どうしても保険料を支払えない人が『無保険状態・病院に行けない状態』にならないようにするために、所得・失業状態に応じて『大幅な保険料軽減措置』も講じるとしています。健康保険料は前年の所得に応じた金額で計算されるため、突然のリストラや失業に見舞われると、それまでギリギリで支払えていた保険料が払えなくなるというケースも少なくないといわれていますが、できるだけ無保険状態にならないように対策を工夫して欲しいなと思います。

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ジャンル : 政治・経済

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