--.--.----:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009.07.2804:01

東大研究室がメタボリック・シンドローム発症の仕組みをマウス実験から解明!

東大研究室がメタボリック・シンドローム発症の仕組みを解明!

心筋梗塞・糖尿病・高血圧など生活習慣病のリスクファクターになるとされる『メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)』ですが、メタボリックシンドロームの原因となるのは内臓脂肪の炎症だといわれています。内臓脂肪が蓄積すると白血球のマクロファージなどの免疫細胞が集積して、慢性的な炎症が発生し血糖値が上がりやすくなる(インシュリンの効果が低くなる)という問題があるのですが、なぜ内臓脂肪に炎症が起こるかの仕組みは不明でした。

今まで、どのようにして内臓脂肪がある部位に炎症が引き起こされるのかが明らかになっていなかったのですが、そのメカニズムを永井良三・東京大大学院医学系研究科教授らがマウス実験を元に解明したということです。この研究成果は、26日付の米専門誌「ネイチャーメディスン」(電子版)に掲載されていますが、免疫細胞であるTリンパ球が炎症のトリガーになっていたようです。

永井良三教授らの実験では、高脂肪食を与えた肥満マウスと通常の食事を与えたマウスとの群を比較検証しており、肥満マウスのほうは病原菌を抑制する『CD8陽性Tリンパ球』が『マクロファージ』よりも大量に増えていて、このTリンパ球が慢性的炎症の原因ではないかと考えられました。このTリンパ球を減らしたり、Tリンパ球を産生しない変異遺伝子を持つマウスを作成すると、高脂肪食を与えたマウスでも内臓脂肪に炎症が起きないことが分かったそうで、いったん炎症を起こしたマウスでもTリンパ球の産生を抑えることで炎症が改善したとされています。

このTリンパ球を技術的に取り除けば、内臓脂肪の炎症が抑えられるだけではなく、インシュリンの効果も高くなるということで、メタボリックシンドロームの有効な治療法開発に役立つのではないかと見られています。真鍋一郎・東京大大学院医学系研究科特任准教授(循環器内科)は『このTリンパ球は免疫機能にとって重要で、すべてを除去するのは難しい。脂肪組織の肥満化によって、Tリンパ球を活性化させる物質を見つけられれば、それを制御することで、メタボリックシンドロームの治療薬開発につながる可能性がある』というコメントを出しています。

関連記事

テーマ : 医療ニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク


最近の記事
カウンター

カテゴリー
Amazon Associates

月別アーカイブ
プロフィール

東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
現実とウェブに溢れる膨大な情報の海から、『重要で役に立つニュース』を紹介したり、『面白くて便利な情報』を記録したりしていきます。

e-mail:noble.desire@gmail.com

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。