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2009.08.1112:26

人事院勧告で、国家公務員のボーナスが0.35ヶ月分引き下げに!

人事院勧告で、国家公務員のボーナスが0.35ヶ月分引き下げに!

昨年からの世界同時不況で、民間サラリーマンの平均年収は下がっていますが、こういった経済情勢を受けて公務員の給与を決定する人事院が厳しい勧告を出してきました。人事院の勧告制度では『官民の正規労働者』の給与を比較して、国家公務員の給料・期末勤勉手当を計算しますが、ここ10年ほどで民間では年収の低い非正規雇用者の割合が急速に増えていることもあり、財政悪化を考慮すると公務員の給与水準が高過ぎるというような批判も高まっています。

人事院は11日午前、国家公務員一般職の09年度給与について、月給を0.22%、期末・勤勉手当(ボーナス)を0.35カ月分引き下げるように内閣と国会に勧告しており、景気悪化による官民格差の是正を示唆しています。国家公務員の月給は4年ぶりの引き下げ、ボーナスは6年ぶりの引き下げとなりますが、ボーナスの下げ幅は勧告の対象となった1952(昭和27)年以降で過去最大になるということです。

現在の民間の中小企業の雇用・給与の状況は悲惨なものがありますので、国家・地方公務員の給与(賞与)の引き下げもある程度はやむを得ないと思いますが、基本的に公務員と大企業の給与水準というのは、民間の一般労働者(非正規雇用)とは単純に比較できない部分もありますね。民間労働者で給与の低いほうにだけ公務員の給与を合わせるということになれば、平均年収は300万円前後にまで下げなければならないということになり、日本経済の活力や需要が大きく損なわれる恐れがあります。

人事院の給与調査では、民間の平均給与は39万907円ということですが、実際には39万円以上の月収を貰っているサラリーマンというのは、大卒で大手企業に勤めている人しかいないと推測されます。少なくとも、地方の中小企業では正社員でも年齢にもよりますが、35万円以上の額面(税引き前)を貰えることはかなり少ないでしょう。公務員の平均給与は39万1770で民間よりも863円高くなっているということで、今回の人事院勧告ではこの官民格差の是正を図っているようです。

国家公務員:年間給与15万4千円減 人事院勧告

月給は、基本給の引き下げに踏み切る。20代を中心とした若年層は据え置き、管理職層は平均よりも大きく引き下げる。自宅取得後に5年間に限り支給している住居手当(月2500円)は廃止する。勧告通りに実施されると、事務次官など指定職を除く行政職の平均年収は635万6000円で、勧告前より15万4000円(うちボーナス分14万4000円)減る。前年度比2.4%マイナスで、48年に勧告制度が始まって以来、03年に次ぐ過去2番目の大幅減額となる。

財務省は勧告による引き下げで、一般会計ベースで1330億円の削減につながると試算している。

景気悪化や民間の給与減少、国家財政の負債の増大などを考えると、国家・地方の公務員の給与引き下げは必要ではありますが、公務員の仕事は『成果・売上』で評価することができないので、どれくらいの給与水準が妥当なのかについては公正な評価基準を定めなければならないと思います。現在は、人事院制度で『公務員の労働基本権(争議権・団結権・団体交渉権など)』は制約されていますが、財政・景気に応じた『公務員の給与の柔軟な引き下げ』を可能とする代わりに、労働基本権の制約の範囲を縮小するなどの制度的な変更も必要なのかもしれません。

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ジャンル : 政治・経済

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■国家公務員:年間給与15万4千円減 人事院勧告-賃金の面だけでなくもっと厳しいマネジメントが必要か!?

こんにちは。国家公務員の年間給与を、減らすという人事院勧告が出ましたね。当然のことだと思います。近いうちに実施していただきたいものです。しかし、これだけでは未だバランスを欠いていると思います。公務員の勤務振りで一番驚かされるのは、いわゆる臨時職員と正規職員との業務内容がほとんど変わらないということがあります。片方は、賃金が安くて、片方は同じ作業をしていて高給というのでは、間尺に会いません。やはり、正規職員は、管理業務をするとか、創造的な業務をするとか、新たなルーチン業務を創造するなどの業務を実施させるべきと思います。公務員の職場では、民間では当たり前になっている「学習曲線」という概念が取り入れられていないのだと思います。ここに書いていると長くなってしまいます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
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