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2009.08.1113:12

最高級のクロマグロが欧米の禁輸によって、日本で今まで通りの価格では食べられなくなるかも?

最高級のクロマグロが欧米の禁輸によって、日本で今まで通りの価格では食べられなくなるかも?

寿司のネタや刺身などに用いられる最高級のクロマグロですが、近年、急速にその漁獲量が減少しており、マグロの大量消費国である日本への国際的な風当たりが強くなっています。地中海・東大西洋でとれる高級マグロのクロマグロの漁獲量を協議する国際的な管理機関として、『大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)』がありますが、昨年の会合では大幅な漁獲量の制限が合意されています。完全に輸入できなくなるよりは、漁獲量を削減したほうが良いという判断から日本も『マグロの漁獲量の削減』に賛同していましたが、今度は欧米主要国から『マグロの輸出の全面禁止(禁輸)』を求める動きが出てきています。

日本の高級マグロの消費の大部分は『輸入』によって支えられており、特に、1990年代後半から地中海で盛んになった『マグロの蓄養・養殖』によってマグロの食資源を確保している状態です。水産庁の統計では、日本の地中海産蓄養クロマグロの輸入量は98年に5700トンだったものが、2006年には2万2600トンとなっており、約4倍にも輸入量が拡大しています。

しかし、近年は『マグロの乱獲』によって年々漁獲量が減少し続けており、このままでは『マグロの絶滅危機』に結びつくのではないかということで、欧米諸国がマグロの禁輸やワシントン条約による保護を求め始めてきています。日本側は大西洋・太平洋におけるクロマグロの減少には科学的根拠が十分にあるとは言えないとして『禁輸』には反対の姿勢を示していますが、もしこのまま禁輸措置が取られると、マグロ価格は急速に高騰して庶民には手の届かない食材になる可能性が出てきます。

最高級クロマグロ、欧米が禁輸検討…日本反対へ

カタールで来年3月に開かれるワシントン条約の締約国会議で、モナコが大西洋や地中海に生息する「大西洋クロマグロ」を規制対象とする提案を行う方針を決め、欧州各国に働きかけている。これとは別に、米国も同様の検討に入った。提案が通れば、クロマグロの価格が高騰し、最大のマグロ輸入国である日本に大きな影響が及びそうだ。水産庁によると、モナコは、大西洋クロマグロについて、クジラやウミガメと同じ「絶滅の恐れがある生物」として商業的取引を全面禁止する「付属書1」に掲載する案をまとめる方向だ。これに対し、仏、英、独、オランダなどがモナコへの支持を検討している。

また、米国は欧州の動きとは別に、大西洋クロマグロを規制対象に含めるかどうかを検討中で、現在、国民から意見を募っている。実際にクロマグロを規制対象とするには、締約国会議で全投票数の3分の2以上の賛成を必要とする。日本政府は今後、「クロマグロを規制対象とするのは科学的な妥当性を欠く」として関係国に反対を働きかけていく考えだ。

ワシントン条約の締約国会議での議決が実際にはどうなるか分かりませんが、世界全体のマグロの消費量の約8割を日本が占めている現状では、『マグロの食べすぎ・過剰消費』を非難されやすい立場にはあると言えるでしょう。もちろん、僕自身も寿司や刺身で食べるマグロは好きなのですが、クジラの捕獲規制と同様に、クロマグロにもかなり厳しい国際的な漁獲規制や禁輸措置がかかってくる可能性が出てきています。

水産資源を巡る争いや野生動物を保護する運動というのはますます激しくなると予測されますが、『日本の食習慣』が欧米の肉食中心の食文化とかけ離れていることも、日本に不利な状況を作りやすい要因になっていますね。今回のクロマグロの禁輸措置では、特にモナコが積極的に動いているということですが、この背景には国際的な自然環境保護団体の強い圧力があったようです。

日本でのクロマグロ消費量は約4.3万トン(2008年)で、世界全体の約8割を占めますが、日本で消費するクロマグロのうち4割弱の約1.7万トンは輸入した大西洋マグロであり、大西洋マグロが禁輸の対象になってしまうと、日本は主に日本の200海里内で取れる太平洋クロマグロの約2.3万トンしか消費できなくなってしまうということです。

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