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2009.09.1904:22

アイフルが、私的整理手続きに入る。グレーゾーン金利の禁止で消費者金融の経営が急速に悪化!

アイフルが、私的整理手続きに入る。グレーゾーン金利の禁止で消費者金融の経営が急速に悪化!

2006年の裁判所の判決で、利息制限法の上限を超える『グレーゾーン金利』の請求は違法であることが確認され、借り手はグレーゾーン金利の部分を支払う必要がないとされました。それ以降、『過払い利息の返還』を求める訴訟が全国で増加して、消費者金融の収益は急速に減少しました。多重債務者の中にはこの判例によって過払い部分が戻ってきて助かったという人も多いと思いますが、消費者金融は更にリーマン・ショック以降の金融危機の影響によって『資金繰り』も悪化しています。

テレビCMを多く出稿していて知名度の高かった大手アイフルも、消費者金融不況の煽りをダイレクトに受けてしまい、巨額債務を抱えて経営危機に陥っています。アイフルは、09年4~6月期連結決算の税引き後利益が前年同期比で73.0%減の49億円にまで落ち込み、取引銀行の住友信託銀行やあおぞら銀行などに対して総額約2800億円の債務を抱えていることから、私的整理の一種である『事業再生ADR』を申請して大規模なリストラなどで経営再建を図るとしています。

今後のアイフルの経営再建策として出てきているのは、既存店舗を約2割削減し、グループ全体の社員数も約4割減らすという思い切ったリストラですが、グレーゾーン廃止によって消費者金融のビジネスモデル自体の収益能力が落ちているという根本問題を解決しないと、持続的な経営というのは難しそうですね。消費者金融大手の私的整理はアイフルが初めてですが、ノンバンクを取り巻く経営環境が悪化を続けていることから、他の消費者金融の財務状態も懸念されるところです。

更に厳しい規制が消費者金融業界には待っており、2010年6月までには、多重債務問題などを解決するために貸金業者からの総借入残高を『年収の3分の1以下』までにする『総量規制』が始まります。つまり、どんなに借金をしたいという顧客がいても、年収300万円であれば100万円以上の借金は法律的に禁止されることになり、通常の金融庁の認可を受けている金融業者はお金を貸したくても貸すことができなくなるのです。総量規制が始まると、再び表の金融会社でお金を借りられない債務者を狙った『闇金融』が跳梁跋扈しはじめる懸念もありますが。

アイフルが利用する『事業再生ADR』は破産手続きではないので、リストラをして債務返済を延長してもらうなど銀行側の猶予手続きをしてもらうものの、営業は今まで通りに続行されることになります。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

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