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2009.09.2913:46

鳥取大学医学部付属病院で、救急を利用した軽症患者から特別料金の徴収:緊急でない患者の救急センター利用が半減!

鳥取大学医学部付属病院で、救急を利用した軽症患者から特別料金の徴収:緊急でない患者利用が半減!

重症の病気や怪我でもないのに交通費を節約するために救急車を呼んだり、救命救急センターの救急外来(夜間・休日)を利用したりする患者が問題になることがあります。『緊急性の低い患者』が救急医療を安易な理由から頻繁に利用してしまうと、『緊急性のある重症患者・危険な状態にある患者』が救急医療や救急車を利用できなくなってしまいます。

救急医療のキャパシティを上回るほどの患者が集まると、妊婦の『たらい回し』が起きたり、事故・病気による重症患者の受け容れ態勢を整えられなかったりするので、『緊急性の低い患者』はやはりできるだけ通常の診療時間に自分自身の交通手段で赴く必要があるでしょう。内臓疾患・血管障害などのケースでは、患者自身が自己判断で『軽症・重症の区別』をすることは難しいので、我慢できないほど痛みが激しかったり出血が多かったりすれば救急医療を利用しても良いと思いますが。ただ薬をもらいたいという理由だけで緊急外来を夜間・休日に訪れたり、翌日の朝の診療時間まで待てるレベルの頭痛・腹痛で救急車を呼んだりというのは、本当に救急医療がないと生死に関わる患者の『医療を受ける機会(受け容れ可能性)』を侵害する恐れもあるのですべきではないでしょう。

ちょっとした身体の違和感(体調の悪化)や微量の出血などでは、救急車や夜間緊急外来を利用すべきでないですし、『今すぐに医療を受けなければ危ないか(本当に我慢できないほどの痛み・出血・怪我・意識障害などがあるか)』という最低限の判断というのはできるのではないでしょうか。軽症にも関わらず何度も意図的に救急車を呼んで医師に話を聴いてもらいたがるような常習犯的な患者がいることも考えると、鳥取大学医学部付属病院が執った『軽症患者の救急センター利用に対する特別料金の徴収』というのは合理的な措置であるように感じます。

『限りある医療資源』を有効に活用して、本当に救急医療を必要とする患者をきちんと診療するために、鳥取大学医学部付属病院では2009年8月から救命救急センターで『軽症の患者』から特別料金を徴収するようにしたというニュースがありました。この特別料金は5,250円ということですが、この料金徴収の対処法によって緊急性の無い軽症患者の数が半減するという効果があったそうです。

軽症であるか否かの基準は、診療時間外や休日に診療を受けたのに入院の必要がなかったという患者ですが、緊急外来を機能させるための対処法としてはなかなか画期的な方法だと思います。患者本人としては医学的な基準で重症ではなくても、痛みが激しかったとか気分が非常に悪くなったとか赤ちゃんの体調が心配だったとかいう理由はあると思います。

特別料金がそれほど破格の高額ではないので、個人でも多くの人は負担できるのではないかと推測されますが、乳幼児の診療などは特別料金は無しにするなどの一定の配慮はあっても良いかなと感じます(ニュース記事では詳しく書かれていないので、もしかしたら、母親・父親が乳幼児の体調を心配して救急救命センターを訪れたケースなどではある程度融通を効かせているのかもしれませんが)。

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