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2009.11.1520:01

オバマ大統領と鳩山首相、日米同盟がアジア外交の基軸であることを再確認!オバマ大統領の東京演説の感想!

オバマ大統領と鳩山首相、日米同盟がアジア外交の基軸であることを再確認!オバマ大統領の東京演説の感想!

政権交代を実現した民主党が、政権発足の当初から『対等な日米関係』『普天間飛行場の移設への慎重姿勢』を繰り返し主張していたため、アメリカが日本との同盟関係に違和感や警戒感を抱くのではないかという懸念がメディアからは伝えられていた。しかし、オバマ大統領が訪日して鳩山首相と『友好的な首脳会談』をしたことにより、アメリカが『お互いの立場の対等性』を主張する日本に抵抗感を示して、日米関係に亀裂が入るのではないかという心配は杞憂となりつつある。

アメリカが『条件提示の対話外交』を前提とする民主党政権(オバマ政権)に政権交代していたことも、日本の鳩山政権にとっては幸運なことであり、もし共和党の前ブッシュ政権のような『軍事戦略中心の圧力外交(条件の強制的押し付け)』が続いていれば、対等な日米関係の強調に対して嫌悪感を示していた恐れもあったと推測される。

しかし、『日米同盟の堅持』を掲げる日米関係の前途には多くの困難が待ち受けており、特に鳩山首相の掲げる『東アジア共同体構想』に対してはオバマ大統領は不用意な言及を避けており、東アジア共同体についての賛否の意見は明確なものではない。『普天間基地の辺野古移設』は自民党政権時代の米国との約束がそのまま履行されるかたちで決着がつきそうな流れになっているが、『沖縄米軍基地問題=沖縄県に偏在する基地の負担や治安上の不安』をこれからどうするのかという深刻な問題には明確な解答が見つかっていないのである。

バラク・オバマも鳩山由紀夫も“理想主義のビジョナリー”という共通性を持っているように見えるので、日米首脳会談では国際外交における『相互の思想的・理念的な親近感』を恐らく感じることができたのではないかと思う。21世紀のアジア外交の最大の課題は『日米中の外交関係の調整』にあると言えるが、オバマ大統領は鳩山首相と『地球温暖化対策・核兵器廃絶・イランと北朝鮮の核開発の抑止・北朝鮮の拉致問題解決・日本と中国との互恵的関係の構築』に対して賛同する意志を示している。

日米両政府は13日の首脳会談後に、核廃絶と温暖化対策に関する二つの共同文書に調印しており、クリーンエネルギー分野の技術協力に関する行動計画にも同意することができた。日米関係における妥協の難しい対立点はかなり限定的になっており、中長期的には『沖縄基地問題・集団安全保障の合憲性(憲法改正の是非)・国際協力や国際貢献の方法論』などで若干の争点が残ってくるような趨勢となっている。

日本国内では自公政権時代から続けていた『インド洋沖の給油活動』を中止することが、アメリカの反発を買うのではないか、日本外交が国際貢献として認めてもらえないのではないかという心配が出ていた。しかし、オバマ大統領は鳩山首相が提案する『アフガニスタンの非軍事的なオペレーションを中心とする民生支援(インフラ整備・職業訓練・農業の技術指導・医療食料の支援など)』に感謝の意を述べており、絶対にインド洋沖の給油活動を継続せよというプレッシャーは掛けてこなかったことに留意する必要があるだろう。

日米首脳会談やオバマ大統領の東京演説では、一貫してアメリカの外交方針は『日米同盟を基軸とする今までの前提』を変更しないという趣旨の宣言が為されており、アジア外交においては日本と合わせて中国との実利的・互恵的な協力関係を推進していくという内容の話がされた。オバマ大統領はアジア外交にも熱心であり強い関心を示しており、『東アジアサミット』へもより公式な立場でアメリカがコミットしていきたいとしているが、鳩山首相が提案している『東アジア共同体』からアメリカが完全に外されるのではないかという抵抗感・不安感はやはり持っているのではないかと思う。

日本がアメリカと中国だけの強固なパートナーシップに対して、『日本だけが置き去りにされて国際的影響力が低下するのではないか?』という不安感を持っているように、アメリカもまた『東アジア共同体で日中関係だけが強くなり過ぎると、アメリカのアジア地域におけるプレゼンスが低下するのではないか?』という不安感を抱えているように思う。普天間問題では従来の辺野古への移設を中止することはできそうにない状況で、オバマ大統領は『共同作業グループを通じて迅速に実行に移すことで一致した』という風に演説で言及している。

沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は、日米首脳会談の結果について『普天間移設に関する具体的な言及がなかったことは残念。今後沖縄県の基地負担の軽減が進展するよう、日米両政府の強力な取り組みを期待する』と語っているが、米軍基地の負担が沖縄県に偏っている現状の改善は難しいといわざるを得ないだろう。オバマ『大統領の東京演説の全文』は、以下の毎日新聞のリンクで読むことができるので、興味のある人は読んでみてください。

日本を再訪できたことは、大変すてきなことだ。子供のころ、母親が鎌倉へ連れていってくれた。何世紀もの間、平和と静寂の象徴であり続けた大仏をそのとき見上げたのだが、子供だった私は抹茶アイスクリームへの関心の方が強かった。昨晩の食事にアイスクリームが出て、そうした思い出の一つを共有できたので、鳩山(由紀夫)首相に感謝したい。(あの時)故郷から遠く離れた若い米国人に、日本人が向けた温かいもてなしの心を忘れたことはない。

この訪問でも同じ心を感じる。鳩山首相の丁重な歓迎に。即位20年を迎えられた天皇、皇后両陛下とお会いできる光栄に恵まれることに。そして日本の人々の手厚いもてなしに。もちろん、日本の(福井県)小浜市の皆さんへのあいさつと感謝の気持ちを忘れてはいけない。

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ジャンル : 政治・経済

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