バンクーバー五輪フィギュア、キムヨナが金、浅田真央が銀、安藤美姫は5位、鈴木明子が8位!
バンクーバー五輪フィギュア、キムヨナが金、浅田真央が銀、安藤美姫は5位、鈴木明子が8位!
バンクーバー五輪で注目されていた女子フィギュアスケートが終わりましたが、すべての選手が全力を尽くして美しく滑る姿が感動的であり、キムヨナ選手と浅田真央選手の金メダル争いも緊張感と芸術的な魅力があって非常に見応えがありました。キムヨナ選手が先に滑って史上最高得点となる228.56点を叩き出したので、それを追いかける浅田真央選手にはプレッシャーの厳しい展開になりましたが、浅田選手はジャンプでミスはあったものの強靭な精神力を発揮して素晴らしい演技をしてくれたと思います。
いつも後半のFP(フリープログラム)を得意としている浅田真央には、キムヨナを逆転する期待もかかっていましたが、今回はSPでもFPでもキムヨナが史上最高得点を出して、その後を追いかけるきつい展開になったので、銀メダルであってもその価値は金メダルに匹敵するもののように感じます。滑る順番がキムヨナ選手にとっては、適度な緊張感をもたらして最高のパフォーマンスにつながりましたが、浅田真央選手にとっては、かなり厳しいプレッシャーとなっていつもののびのびとした演技がしにくい心理状態になっていたようにも思いますね。
トップ争いに絡むことができなかった安藤美姫選手と鈴木明子選手ですが、この両者もミスのない優美な自分らしいスケートを見せてくれたと思いますし、安藤美姫のクレオパトラをイメージした衣裳と振り付けのステップは観客の視線を惹きつけるエンターテイメント性がかなり高かったように思います。鈴木明子選手も、自分のペースを守りながら伸びやかで綺麗な滑りをしていました。安藤と鈴木と比較すると、浅田真央はキムヨナに張り付く2位というプレッシャーの強い立場に置かれていたので、表情・動作がいつもよりもかなり緊張しているように感じました。
フィギュアスケート女子の結果は、韓国の金妍児(キム・ヨナ)(19)が歴代世界最高記録となる合計228.56点で金メダルを獲得し、日本の浅田真央(19)が合計205.50点の自己最高で銀メダルを獲得しました。銅メダルは、地元カナダのジョアニー・ロシェットでした。安藤美姫(22)は5位、鈴木明子(24)は8位で、日本勢は男女ともフィギュアで3人が入賞する堂々たる成績を残しています。
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