2010年上期の日経MJヒット商品番付で「東の横綱」は空位に!任天堂が『ニンテンドー3DS』を発表!
2010年上期の日経MJヒット商品番付で「東の横綱」は空位に!任天堂が『ニンテンドー3DS』を発表!
日本経済新聞社が発表している2010年上期の『日経MJヒット商品番付』ですが、今年は今のところ、大型ヒット商品が余りでておらず、西の横綱として『3D(3次元)技術』がでているものの、東の横綱となる商品は空位になってしまいました。
個人消費もいまいち盛り上がりを欠いている状況ですが、アップルのiPadやiPhone4など革新的なデジタル情報端末が販売されて人気を集めているように、2010年の下期には幾つかのヒット商品が生まれそうな兆しが見えています。NTTドコモのXperiaやソフトバンクのiPhoneといったスマートフォンは安定的な普及を続けているようですが、NHKの歴史大河ドラマ『竜馬伝』によって大きな歴史ブームや龍馬関連のグッズのブームも起きています。
白熱電球の『LED電球』への切り替えが進むことで、省エネ効果や環境保護効果を得ることもでき、温室効果ガスの削減にも貢献することが期待されています。ご飯の友として売れに売れた『ラー油』など人気の食品にも面白い動きがありますね。アップルのiPadの登場によって、これからタブレットPCの本格的な普及が進むのではないかと見られていますが、タブレットPCの弱点はノートPCと比較するとインプット面がやや弱くて、本格的なファイルやブログの作成には使いにくいということかもしれません。
3D技術でヒットのきっかけを作ったのはアメリカの映画『アバター』でしたが、これは国内興行収入が150億円を突破する大ヒットになり、3D映画が一種のブームになっていますね。4月にパナソニックが発売した3Dテレビも売れていて、富士通やNECは3D対応のパソコンの販売も開始しています。
3D技術の製品への応用では、任天堂も新型の携帯型ゲーム機『ニンテンドー3DS』を発表していますが、このゲーム機では専用の眼鏡をかけずに3Dの立体画像を楽しむことができるようになるということです。ニンテンドー3DSは「ニンテンドーDS」の発売から数えると約6年ぶりの新しい携帯型ゲーム機の投入となりますが、現行のDSと同じように本体は2画面式になる予定です。今持っているDSのソフトとの互換性もあるので、DSを持っているユーザーはソフトをそのまま3DSでも使えるようです。ニンテンドーDSは発売日も価格も未定ではっきりしたことは分かっていないのですが、3D表示対応のソフトとしてコナミデジタルエンタテインメントの『メタルギア・ソリッド』などが対応するとしています。
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