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2010.08.0608:02

就職も進学もできない大卒者が2割で10万人以上に!就職氷河期のリスクと新卒一括採用主義の問題!

就職も進学もできない大卒者が2割で10万人以上に!就職氷河期のリスクと新卒一括採用主義の問題!

今年は就職戦線が企業側に有利な『買い手市場』であり、就活が上手くいかずに就職留年する学生も多く出ましたが、大学を卒業しても『就職・進学』ができないという学生が急増しているようです。日本の大手企業は未だに『新卒一括採用の雇用慣習』にこだわっているので、日本の労働市場ではいったん新卒で就職せずに大手の正規雇用のレールから外れてしまうと、なかなかボーナスを貰えるような安定した雇用を手に入れにくいという本質的な問題もあります。

文部科学省が発表した『学校基本調査』では、今春、大学を卒業したが就職も仕事もしていない『進路未定者』が10万6000人にも上ることが明らかにされており、この未定者の人数はその年の大卒者の約2割に該当するということです。普通は高卒者よりも良い企業に入社したいと思って大学に進学する人が多いわけですが、大卒者でも去年・今年のような就職氷河期に近い雇用状況に当たってしまうと、5人に1人の人が就職も進学も決まらない不安定な状態に置かれてしまいます。

政府の若年者の雇用対策では、『新卒者と既卒者の雇用格差(採用率の極端な差異)』を是正することも模索されていますが、民間企業の人材の採用基準に対して政府・行政が強い是正指導をすることは難しく、依然として大卒の新卒者でないと大手企業への入社・終息は難しい状況にあります。中途採用も受け付けている大企業はありますが、その多くは他の大企業で職務経験やスキル取得を積んだ『キャリア採用』であり、実務経験やスキル・ノウハウのない未経験者が安定した雇用・職業を得ることはかなり困難な状況が続いています。

進路が決まっていない未定者の内訳は、男子5万9116人、女子4万7281人で、進路未定者のうち1万9312人はアルバイトや派遣社員などで一時的な仕事をしているそうですが、こういった仕事状況が続くと本来は有能な企業人になれたはずの学生でも、フリーターやニートになる可能性が格段に高くなります。

日本企業は非正規雇用の職務経験をキャリアとして認めない傾向が強いので、既卒で5年以上も非正規雇用の仕事をしていると、大手企業の本流のキャリアからは完全に断絶してしまうし、何らかの専門性のある資格でも取得しないと就職そのものが難しくなってしまいます。

進路未定者でも8万7085人は卒業後にアルバイトもしておらず、大学院や専修学校、外国の大学などにも進学していないので、『就職浪人・独学での資格取得や実学・ニート』などの状態に置かれているようです。国公私立の別で見ると、私立が進路未定者の9割に当たる約9万3000人を占めており、国立大・公立大のほうが就職率がかなり高い傾向にあります。進路未定者の6割超はいわゆる文系であることから、『私立文系男子』が就職活動でなかなか良い結果を出しにくい傾向にあり、『国立理系の男女・国立文系の女子』などで採用率の高さが目立っているようです。

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